カムデンタウン
二日酔いのためダルンダルンでカーディフからロンドンへ電車で向かいました。
ひさびさに見るイングランド西部の景色〜Swindon駅とか懐かし過ぎてフラッシュバックしたくらい(笑)西部の風景を楽しんだ後は寝落ちしてしまい、あっという間にパディントン駅に到着。今時Free Wi-Fiのないホテルにチェックイン!ちなみに部屋は地下で景色も皆無でしたが、それでも1泊余裕で1万円を越えるのがロンドン様!
ロンドンでは観光できる時間が半日しかなかったので行きたいところを一箇所に絞り、カムデンタウンへ行ってみることに。
バスに乗ろうとしたところ「現金の取り扱いはしておりません」とバス停に書いてあり、それなら地下鉄で行こう!と券売機へ向かうも乗車券が1人£7くらいもするの!
えーっ!ロンドンの地下鉄高くねー?とビックリ。
どうやらオイスターカードで(ICカード乗車券)乗車すると運賃が安くなることが判明しカードデポジットを£5ずつ払い、そして£10ずつチャージをしました。「夜に残金とデポジットを払い戻して、そのお金で夕飯を食べよっか?」とこの時点で手持ちの現金が少なかった私たちはこんな風に呑気に考えていましたが、この後に最悪の事態が起きるとは…
景色を楽しみたかったので、結局バスに乗りカムデンタウンへ。前にチラッと来た時はそこまで混んでいなかったのに、この日は土曜日だったせいもありめちゃくちゃ混んでる!(選択ミスー)しかも最初、道に迷い、その間に雨は降ってくるしお腹もぺこぺこでイライラしてきて夫婦間に怪しい空気が漂い始める…
あまりの人混みにウンザリしたけど何か食べなければ!とヨークシャープディングのサンドイッチみたいなのを一先ず購入しお腹を満たす。ここで気分も落ちついたので調子に乗って50センチのホットドッグも食べてみる。
この頃には雨も上がり、人混みをかき分けフードエリアをじっくり歩けるほど余裕ができ周りを冷静に見ていたのですが、出店している人たちがフレンドリーなんけど、見方を変えればハイにも取れるし、一瞬この場所が嫌いになりかけました…レイブパーティに参加している人が商品を売っている、みたいな。
音楽に酔いしれ踊っているかと思いきや、突然「フォー!」とか叫んだり、大声で歌い出したり…これがレイブパーティ中ならいいけども、売ってる料理に絶対唾が飛んでる…引くわ〜
初めてのカムデンタウンが意外にも楽しかった夫は満足気。
そのままプラプラ歩いているとReagent Parkに辿り着きそのままあれよあれよと言う間にパディントン駅に戻ってきてしまった。
結局、オイスターカードを全く使わずで、夜もどこかに行く予定が無かったので早々にカードの払い戻しをしようと駅に行き、券売機で払い戻しの作業をするも「エラー」を連発。困っているところに駅員さんがきて手伝ってくれるもエラー。
そして「いつカードを買ったの?」と駅員さんが言うので「5時間くらい前」と答えると
なんと!
「購入から30時間経たないと払い戻しができないのよ」と衝撃的な事を言われる。
30時間後には私たちは上空にいるわけで…
ロンドン滞在中に払い戻しできないんかーい!!現金全然なーい!
「30時間後に何が起こるっていうんだよ!!」とブチ切れながら仕方なくATMにて現金をおろす夫に「またロンドンに戻って来なきゃね!?」と宥めるように冗談を言ったら完全無視されました(笑)
この一瞬でどっと疲れ飲む気にもなれず食事だけ済ませてホテルに戻り爆睡。翌朝は近くのテスコでお土産のおやつを大量に購入し10時頃ヒースロー空港に到着。
搭乗手続きを済ませ、余裕をぶっこいて最後のビールを楽しんだあと、色々あって空港内を全速力で走る羽目に…
息切れ、心臓バクバク、そして汗だくになりながら慌ただしくロンドンから飛び立ちました(笑)
次はいつ戻ってこられるかな?
この景色。
私のアナザースカイです←
おしまい。
カーディフ最終日
4月12日。
今日はカーディフ最終日。朝ごはんをホテルで済ませ向かうはカーディフ城!と、意気揚々に向かう。と、その前にコーヒーショップでコーヒーを飲もうと入店し着席。そして寛ぎながらiPhoneを手に取ると、私たちが既にカナダへ戻ったと思い込んでいた母から「叔父の訃報」が舞い込んできて驚きと同時にショックで気分は一瞬でガタ落ち。人目をはばからず泣く私に「喧嘩じゃないですからね〜」と言わんばかりに周りを気にしながらその場を繕う夫。
「パスポートもあるし、帰りの便はキャンセルして日本に帰ってもいいよ?」と言ってくれましたが、学校も始まることだし…と帰国をする選択には至りませんでしたが、こういう風に言ってくれてありがたかったです。そして国際結婚の宿命とはこういうことか…身に染みて感じた瞬間でもありました。
さて、気を取り直してお城へ。
日本語の一部が剥がれ落ちようともここの人達は気にしない(笑)入場料を払い無料でオーディオガイドを借りいざ見学!
外壁も立派だしお城と言うからには大きいものを想像しましたが目にしてビックリ!こじんまりとした要塞がぽつんと、だけどドヤっとそびえ立っておりました。
よりで、撮ってみる。
このお城、ローマ時代に建設されたのが始まりでその後やってきたノルマン人が残されていた砦に要塞を建てたので二つの時代が結びついているのがはっきり目に見て取れます。そして時代は進み違う方にはビクトリア時代に建設されたお城もあります。
アジア人が「映え」を意識して寄ってたかりそうなドラゴンも添えて。
こちらには世界的大富豪(うらやま)だったビュートさん家族が1947年にカーディフへ寄贈するまで住んでいたそうでお城の中に入ると開いた口が塞がらないほど(天井ばかり見ていたのでね)豪華!
どんな暮らしで、どんな言葉遣いで、どんなお酒を飲んでいたのかな?
想像力が安っぽいw
じっくりしっかりお城を堪能し満足したあとはランチを食べに行き、そのあとビュートさんの公園をプラプラ。
なにこれ〜。イノシシだしだから?
そして夜はクラフトビールのお店を見つけこの旅で一番美味しいビールにありつく。
誰も分からないだろうと、がっつり日本語で下品な話しを夫としていると、ウェリッシュの男性が突然日本語で話しかけてきて慌てふためくふたりw安易に日本語を使っていられませんね。
しばらくすると「一緒に飲みませんか?」と誘われ、その人の連れのメキシコ人も交えて飲むことに。ただこの時点で5パイント目とだいぶ酔っ払っており、覚えたてのスペイン語をひたすらメキシコ人に披露するという、出来ることなら関わりたくない奴と化してしまう失態を犯す。
お店を出た頃にはすっかり出来上がっており、こういう時のお決まりコース、マックへ自然と足が向く。
カナダでは見たことのないナゲット用のカレーソースをもれなくお試し。
実は酔っ払っていなくてもご当地マックを求めてウェールズで3回くらい行きましたw
案の定、翌日は若干の二日酔いに見舞われノーメイクでチェックアウト済ましカーディフ、そしてウェールズにサヨナラをしました。あぁ〜素敵な国だったな。また行きたい。
今年のラグビーワールドカップは間違いなくウェールズを応援するぞー!
Bristolへ
4月11日。
この日はずーっと楽しみにしていたお友達との再会日。夫とは別行動でわたし一人でイングランドはブリストルへ行きました。
お友達Tちゃんはジンバブエ出身ですが、かれこれ20年くらいイギリスに住んでいるので話す英語が完全なブリティッシュアクセント。初めて会った時は私の英語力がヘボすぎてそれに気付きませんでしたが、今回再会して「こんなにもブリティッシュアクセントだったの?」と驚きました(笑)
「Bollocks, Bastard」等、普段カナダではあまり聞かない汚い言葉を始め
「Charming, Lovely」なんかの可愛らしい言葉を連発していて20年も滞在し、しかもパートナーがイギリス人だとこうもなるんだと感心したのと同時に私も20年後「About」の発音が「Aboot」になっているのかな?なんて想像してみたり。
この日のブリストルは快晴で、Tちゃんが「ブリストルと言えばサスペンションブリッジ(世界最古のワイヤー吊り橋)でしょ?行ってみない?」と言うので過去にブリストルには何度か訪れたことのある私もそこには行ったことがなかったので承諾。二人とも道がよく分からないままGoogleマップに先導されるがまま歩いているとこれがまたえらい遠回りな上に結構急な坂道のトレイルに案内され二人ともオシャレにスカートなんかはいてたから、もう笑うしか無くて(笑)
「どうする?行く?」なんてあーだこーだ、終いにはヒーヒー言いながら歩きやっと橋の上に到着。
ここまで来たからにはもちろん橋を歩いて渡ってみましたが高さが約100mもあり全く下を見られず。この高さを写真に撮ろうとするも頑張ってこれwww
ビビりすぎ。
覚えていませんが景色はバッチリ撮れていました。
この後はランチをたりお茶を飲んだり、ひたすらガールズトーク。
中でも笑ったのはTちゃんはワークビザを更新し続け現在は永住権を持っていますが「20年もいたら市民同様だけど、市民権は取る予定ないの?」と質問したところ
「Brexit次第かな〜。もう少し様子を見るよ。というか市民権を取ったらエリザベス女王の写真に向かって誓いの言葉を述べなきゃいけないでしょ?そんなことをするなんて御免だわ」とアンチロイヤルファミリーTちゃんらしい発言。こういうところが好きー!
そういやカナダの場合も同じだよね。私はこの先、市民権を得るなんて考えてもなかったけど確かにクイーンに向かって…はたまた数年後はチャールズに向かって誓うのは私も嫌かも!カナダの税金も少しばかりかロイヤルファミリーに流れてるのかしらね?
そんな感じであっという間に再会は終了〜
駅でバイバイした時に
「See you love~~」って投げキッスをして去っていったTちゃん。ファビュラスなお方です。
次はいつ会えるかな〜?
Varsity
4月10日。
PembrokeからWales旅行最後の目的地、Cardiff へと向かいました。レンタカーでCardiffまで乗り入れようかと思いましたが「大きいの街の道は混んでいるし運転したくない」という夫の意向でSwanseaという街で車を返し、そこから電車でCardiffへ向かうことに。
Swanseaは素敵な街だと小耳には挟んでいましたが今回は寄れず…
Cardiff行きの電車に乗り込むと緑色のTシャツを着た学生達がわんさか乗車してきて、しかも皆んなの片手にはお酒。その後の車内はパーティ化しており夫と「なんなのこれ?」と驚きと笑いを交えながらハイテンションな学生達を観察。小一時間ほどでCardiffに到着し久々の都市に気分が上がるも街中には先ほど見かけた緑のTシャツを着た学生達の他に、色違いの赤いTシャツや制服を着た男子学生で溢れかえっており街は騒々しく警察やセキュリティも出動中。
テストが終わったパーティなのか、ウェールズ中の大学生が集まる交流会かなのか?
パブや道端でとにかく飲みまくる学生達w
何事かと気になったのでウェールズ出身の知り合いにメールをしてみると「The Welsh Varsity」という毎年4月に行われるCardiff UniversityとSwansea Universityが争うスポーツイベントが行われていたらしく数ある競技の中でもラグビーの試合が人気で18000人もの学生達がサポーターとして集まるのだとか。
公園に行くとチアリーダー達が練習していたり、ここでもピクニックがてら飲んでいる学生達。この国の人はラグビー前にしこたま飲むのがルールなんでしょうか?
それにしてもイギリスは公園が綺麗ですね。いいな〜
公園を出て市庁や博物館を外からみたり
まさかのカナダのチェーンコーヒーショップTim Horton’sを見つけてしまい夫が「わぁー恥ずかしい。」とショックと驚きを隠しきれずすぐに立ち去ってみたり(笑)
歩き疲れたので一旦ホテルに戻り、学生ラグビーが始まったらパブに行こう!と7時過ぎに外へ繰り出すと先程の騒ぎはなにごと?と言わんばかりに学生達が一気に姿を消しておりパブもさぞかしラグビーで盛り上がっているかと思いきや、どこのパブもフットボールを放送!
あれれー!?
どうやら学生達はスタジアムに行き、学生以外の一般人にはそれほど興味がないゲームだったみたい。静かにビールを飲みラグビーが終わったであろう時間になっても学生達がそこまで街に戻ってくるわけでもなく昼と夜の温度差が凄かったです。
それでも酔っ払いの学生達を数人見かけて、夫が「大学時代を思い出す〜」とその破天荒な学生時代の話を聞かせてくれ若干引きました。
だって酔っ払っていきなり知らない人に頭突きをしていたというのだから…絶対近寄りたくない(笑)
翌日へ続く…
St, David
4月9日。
この日は西ウェールズの端っこにあるSt,David大聖堂へ行きました。ほんとお恥ずかしい話ですがパトリック、ジョージ、アンドリュー達は知っていたのですが(←友達かよ)デイビッドさんに関しては全く存じ上げておらず…夫に超絶バカにされました。「くっ、くっ、クリスチャンじゃないし!」と苦しい言い訳をしてみたり。
宿泊地から走ること1時間、ものっすごい秘境地であったであろうその場所に大聖堂が堂々と建っておりました。
神社も秘境にあるように、神様に近い場所と言われている場所は遠い!
じーっくり見学しましたところ、またもや写真を全く撮っておらず…あれれ。
大聖堂を後にし次に向かったのはSt David’s Head。
しばらくこの突き出した岩をDavid’s headだと二人とも思い込みいろんな角度から写真を撮りまくっていたのにトレッキングコースを歩いてみてここ全体がHeadだったことがのちに分る。
ウェールズ、本当に大好きだ…
と、心から思わせてくれる場所でした。
ちなみにこの場所、サーフィンスポットでもあるらしくこんな寒空なのにサーファー達が結構いてビックリ。あと犬を連れた人もたくさんいて海に投げ込まれたボールを一心不乱に取りに行く犬の姿がおかしかったです。
さぁ、次の目的地はウェールズ旅行最後の地。
カーディフです!
LlandudnoからPembrokeへ
Llandudnoでレンタカーを借り向かうは西ウェールズのPembroke。
カナダとは大違い、ヨーロッパ特有の狭い道路にラウンドアバウト、そして車線が逆でレンタカーはもちろんマニュアル車。時々手に汗握るも夫はのんびりマイペースで運転をこなしていて感心。写真では伝わりにくいけど途中のSnowdonia国立公園は美しく二人して「きーれーー!」と連呼。雨空でも素晴らしい景色だったから晴の日は言葉が出ないほどかもしれませんね。
お店もなにもない田舎道をひたすら走ること数時間、道路脇に「King Arthur」のなんちゃらという看板を夫が発見し「行きたい!行きたい!」と騒ぎ出したので寄ってみることに。
そこには元鉱山の跡地を利用してアーサー王伝説のアトラクションが設けられており、ここをたまたまホテルのパンフレットを見て知っていた夫はあまりの偶然に更にテンションが上がり1時間後のツアーを即予約(笑)
子連れの人がほとんどでしたが、大人たちの方が楽しんでいる気が…
ここから先にアーサー王伝説の物語にそった展示がしてありますが撮影禁止。暗い元鉱山の中をボートで移動したり人形たちが話したりと楽しかったですが若干暗所恐怖症の私には刺激が強かったです。子供達も怖がっていたんじゃないかな?
夫は大満足したようで「アーサー王はまだ生きている!」と興奮気味かつ満面の笑みでその後の車中はしばらくアーサー王の話しをしていました。
Llandudnoを出発して6時間後目的地のホテルに到着。一階がパブだったのですぐにビールを飲みに降りギネスを頼みカウンターで飲んでいると周りの常連客お思われるオヤジたちが「初めてギネス?」「ギネス好きなの?」と驚き気味に質問してきて、しまいには「チャイニーズガールがギネスを飲むなんて!信じられねーぜ」と言われる羽目に。
そのオヤジに悪気がないことは分かってはいるものの、やっぱりイラッとしたので「ギネス好きですけど、なにか?」と言い返そうとしたのに「チャイニーズ」と言われたことが地味に堪えており「I like Chinese」と言い間違え、そこにいた全員「えっ?」みたいな(笑)
夫も半笑い。というか笑いを堪えるのに必死wそのあと周りの人達がウェールズ語で何かを話し始めたので絶対ネタにされたと思うー!
あはは。
Llandudno ②
前回の続き。
Conwy城から夕方頃ホテルに戻ると夫のお友達がちょうどホテルに到着。お友達はアイリッシュ、妻はスコティッシュ。最初の10分はふたりの英語についていけず(笑)
彼らがチェックインを済ませた後、すぐパブへ行ったのでお酒をがぶ飲みしてなんとか彼らの英語を理解できるようにモチベーションをもっていきましたw
この日はご飯を食べて就寝。翌日はこの旅行で一番の晴れの日となりみんなでグレートオームをハイキング。
海沿いの道をずーっと向こうまで歩きました。歩いている途中で海側の崖にどこからやって来たのかふかふかな羊に遭遇。さらに丘を登っていくとトロッコやゴンドラも見えてきました。
歩くのは大好きだけどゴンドラにも乗りたかったな〜。頂上には公園や小さなミュージアムがありましたがアルバムを見てみると写真に収めて無かったみたい(^^;;
帰り道はトロッコ沿いを歩き一気に降りました。
Llandudnoの街並み綺麗でしょ〜?
3時間くらいかけてゆっくり、じっくりグレートオームを堪能しました。
午後からはジン工場の見学へ行きましたが、そんなに楽しくなかったのでカット。そしてこの日の夜も飲んでご飯を食べて終了。翌日のお昼頃お友達とお別れしました。
この後は特に記録することもないのでLlandudno記はこれにて終了です〜