カーディフ最終日
4月12日。
今日はカーディフ最終日。朝ごはんをホテルで済ませ向かうはカーディフ城!と、意気揚々に向かう。と、その前にコーヒーショップでコーヒーを飲もうと入店し着席。そして寛ぎながらiPhoneを手に取ると、私たちが既にカナダへ戻ったと思い込んでいた母から「叔父の訃報」が舞い込んできて驚きと同時にショックで気分は一瞬でガタ落ち。人目をはばからず泣く私に「喧嘩じゃないですからね〜」と言わんばかりに周りを気にしながらその場を繕う夫。
「パスポートもあるし、帰りの便はキャンセルして日本に帰ってもいいよ?」と言ってくれましたが、学校も始まることだし…と帰国をする選択には至りませんでしたが、こういう風に言ってくれてありがたかったです。そして国際結婚の宿命とはこういうことか…身に染みて感じた瞬間でもありました。
さて、気を取り直してお城へ。
日本語の一部が剥がれ落ちようともここの人達は気にしない(笑)入場料を払い無料でオーディオガイドを借りいざ見学!
外壁も立派だしお城と言うからには大きいものを想像しましたが目にしてビックリ!こじんまりとした要塞がぽつんと、だけどドヤっとそびえ立っておりました。
よりで、撮ってみる。
このお城、ローマ時代に建設されたのが始まりでその後やってきたノルマン人が残されていた砦に要塞を建てたので二つの時代が結びついているのがはっきり目に見て取れます。そして時代は進み違う方にはビクトリア時代に建設されたお城もあります。
アジア人が「映え」を意識して寄ってたかりそうなドラゴンも添えて。
こちらには世界的大富豪(うらやま)だったビュートさん家族が1947年にカーディフへ寄贈するまで住んでいたそうでお城の中に入ると開いた口が塞がらないほど(天井ばかり見ていたのでね)豪華!
どんな暮らしで、どんな言葉遣いで、どんなお酒を飲んでいたのかな?
想像力が安っぽいw
じっくりしっかりお城を堪能し満足したあとはランチを食べに行き、そのあとビュートさんの公園をプラプラ。
なにこれ〜。イノシシだしだから?
そして夜はクラフトビールのお店を見つけこの旅で一番美味しいビールにありつく。
誰も分からないだろうと、がっつり日本語で下品な話しを夫としていると、ウェリッシュの男性が突然日本語で話しかけてきて慌てふためくふたりw安易に日本語を使っていられませんね。
しばらくすると「一緒に飲みませんか?」と誘われ、その人の連れのメキシコ人も交えて飲むことに。ただこの時点で5パイント目とだいぶ酔っ払っており、覚えたてのスペイン語をひたすらメキシコ人に披露するという、出来ることなら関わりたくない奴と化してしまう失態を犯す。
お店を出た頃にはすっかり出来上がっており、こういう時のお決まりコース、マックへ自然と足が向く。
カナダでは見たことのないナゲット用のカレーソースをもれなくお試し。
実は酔っ払っていなくてもご当地マックを求めてウェールズで3回くらい行きましたw
案の定、翌日は若干の二日酔いに見舞われノーメイクでチェックアウト済ましカーディフ、そしてウェールズにサヨナラをしました。あぁ〜素敵な国だったな。また行きたい。
今年のラグビーワールドカップは間違いなくウェールズを応援するぞー!