Llandudno ①
4月3日。
マンチェスターからLlandudno(ラッドゥンノ←この発音をカタカナで書いたらこうなるのかな?)へ電車で向かいました。
ウェールズに入った瞬間、駅名からゴミ箱まで英語とウェールズ語の2つ表記になり違う国に来た気分。Llandudnoに着いた頃には、それまで土砂降りだった雨も上がり濡れずに駅からホテルまで行くことができました。ただ寒かったぁ…
チェックインを済ませたあとはランチも兼ね少し街を散策。雨が上がったかと思いきやまた降ってきたのでそそくさとパブに入りランチ。相変わらず外食は茶色いけどこのサンドイッチ美味しかったな〜
実は街を歩くまで知らなかったのですが、ここLlandudnoはリゾート地。まだシーズン前の平日だったので街自体はそこまで賑わっていませんでしたがそんな時期をわざと狙ってきたのか平日休みの年配の方が多く、ランチに寄ったパブに至っては見渡す限りOver 60才。中には地元の人もいてウェールズ語で会話をしていて「おーっ!」と感動。カナダもケベック州へ行ったらこんな感覚になるのかな?
ご飯を食べ終えまた少し歩こうとしましたがまさかの土砂降りになってしまったので、この日は休肝日も兼ねホテルでゆっくりすることに。翌日は先日書いたCaernarfon城へ行き、その翌日にはConwy城とその城下町散策というお城続き。
こちらのお城はCaernarfon城と同様13世紀末にエドワード1世がウェールズを征服するのに北ウェールズ、グウィネズ地方に建てたお城のうちのひとつ。
威圧感がすごい…元々この辺にいたウェールズ人はこんなお城を建てられて怖かっただろうな…
お城をぐるーっと囲む大きな城壁は無料で歩いて回れます。
城壁の上から見た街並みが凄くきれい。
城壁を歩いたあとはお城の中へ。
ここにどんな暮らしが実在したんだろうか?日々の研究によってその謎が解き明かされていくってすごい。そして現在私たちが生きているということは例えば700年前の祖父にあたる人は戦いを勝ち抜いたんだな、なんて考えるとワクワクしてしまった。歴史の楽しみ方を見出せた瞬間でした。
この日の夕方から夫のお友達がスコットランドからわざわざ会いにきてくれるというので15時過ぎにホテルへ戻りました。
続く…
マンチェスター
2019年、春のホリデーマンチェスター&ウェールズの旅をまとめていきたいと思います。
3月30日、夕方の便でカルガリーを出発しました。
機内では見たい映画もなくただただ退屈に夫と8時間やいのやいの言いながら過ごしロンドンに到着。イミグレーションの受け答えはほぼ夫に任せ楽チン入国〜
ヒースローから1時間ほどかけ地下鉄で(半分くらい外を走っていたけども)ロンドンはユーストン駅へ向かい、そこからマンチェスター行きの電車に乗りました。駅に着いてから電車チケットを購入したためべら棒に高く、これなら飛行機でマンチェスターに向かった方が安かったかもね…と少しがっかりしましたが、これも旅中に起こったハプニングとしてお土産話しにしておきます。(電車での長距離移動では前もってチケットを購入しておくとお得だそうです。一律にしろー!)
電車に乗った瞬間、景色なんぞ気にかける事も出来ないくらい睡魔に襲われ2人して爆睡。
あっという間にマンチェスターに到着し、そこから更に電車を乗り継ぎお友達が住む町へ。お友達と奥さんがホームで待っていてくれて4年ぶりの再会を全力で噛み締めました。
夕方過ぎに到着したので少し休憩をしてから、お酒も食べ物もやたらと安いパブレストランWetherspoonへ行き茶色いディナーを囲みワイワイ。そして帰宅後も日付が変わるまで時には笑い、時には本気で討論しあい(夫と友達がw)日付が変わるまで飲み続けました。
そのお陰で、翌日早く目覚めたかと思いきや時計を見ると11時!夫とふたり慌てて起きて支度をしマンチェスターの街へ繰り出しました。マンチェスター市庁とThe midlandホテル。
迫力があってかっこいい!
教会だったのかな?と思いたくなるほど美しいジョン ライランズ図書館。ダイアナ妃の家族、スペンサー家が受け継いできたラテン語の古い本がたくさん展示してありました。建設当時から図書館という目的で作られたこのデザインの美しくしさにただただ見とれるばかりでした。
イギリスで桜を見るだなんて期待していなかっただけに所々に咲いている桜に感激。
この日の翌日が雨予報だったので、ひたすら外を歩いて歩きまわりました。そして19時頃にお友達夫婦と合流しインドカレー屋へ。
「インド人嘘つかない」と言わんばかりに本当にインドカレーは裏切らない。美味しかったー!ただナン、お米の他にフライドポテトも選択肢に含まれておりビックリ。カレーをフライドポテトと食べるとは…さすがイギリス(笑)
翌日はインダストリーミュージアムとピープルミュージアムを見て回りマンチェスター観光は終了。3泊お友達にお世話になり出発日の朝にはフルブレックファーストを作ってくれ、楽しかった思い出と共に大雨の中ウェールズへ出発。
この日も前もって電車チケットを買いそびれ結局高くつきました(笑)
マンチェスター終了。
Caernarfon Castle
後々旅行記をまとめますが、これだけは興奮覚めらやぬうちに書きたい!
本日、憧れだった天空の城ラピュタでシータが捕らわれていたお城のモデルとなったCaernarfon Castleへ行ってきました。
私たちが滞在している場所からは距離にして30キロほどしか離れていないのにバスで向かったら1時間半もかかった(笑)ですが道中はウェールズの田舎の風景やたくさんの可愛い赤ちゃん羊を見たり乗客がウェールズ語で話しているのを聞いて「おーっ!」となったり全く退屈せず。ちなみにバスチケットは1Dayパスという乗り放題券をバスに乗る際に運転手さんから直接£5.50/人で購入しました。
天気はあまり良くなく風があって寒いのなんのって…セーターとジャケットの上に更に防水ジャケットも着込んだけどそれでも寒かった!!幸い着いた時点では雨は降っておらず、急いでお城へ向かうと
すぐ目に入ってきた大きなお城!!!これがっ!!!あの噂の〜〜〜
やばい!この時点で既に感動。。。
さっそく入場し寒さも忘れあの感動的なシーンを思い出してはひとり興奮したり、じーんとしたりここにパズーとシータ、ロボット兵が本当に存在したのでは?と錯覚を起こしそうになるくらい。
あの塔の上にシータが立っていたのかな?
今にもドーラとパズーが向こうから飛んできそう。
蘇ったロボット兵がこの下から上がってきたのはここかな?
パズーが捕まった時、抜け出そうと試みたけど頭が挟まってしまった細い壁の隙間!?
わぁぁ…泣ける。笑
ラピュタ好きにはたまらないお城です。
今回はラピュタだけではなく前もってこのお城について予習もしてきたので歴史好きの夫に引けを取らず充分時間をかけて楽しめました。ウェールズ人にとってイングランド人に負けた後に建てられたこのお城をどう思っているのかは分からないけどロイヤルな観点から見るとそのプライドは高そう。
実際にチャールズ皇太子がプリンスオブウェールズの称号を与えられた時の授与式はここで行われたそう。
ハイシーズン前だったせいなのか、はたまたそこまで大きな観光地ではないからなのかは分かりませんが団体客もいなく街も静かで今まで行ったお城の中で一番見やすかったです。
途中から雨が降ってしまいましたがしばらくすると止み雲の隙間から覗いた太陽が雫で濡れたお城に輝きをもたらしその姿は何年もそこに堂々とそびえる強さをより一層際立たせていました。
本当にかっこよかった!
何を紹介しよう?
突然言い渡されたプレゼンテーション。しかもできたらパワーポイントを使いましょう!って。人生でパワーポイントを一度も使ったことがなく焦りましたがiPhoneでも製作可能だったので写真の貼り付けはiPhoneでチャチャッ済ませ仕上げはパソコンを使い1日で使いこなしてやりました!ドヤっ。無事にプレゼンテーションをやり終え清々しい気持ちで週末はお友達のお家へ泊りに行ったりマリオをやったりのんびりしていますが、まだ少し考え事をしなくてはなりません。
それは、来週クラスで行われるポットラックパーティで何を作って持って行くか?その時に自国の音楽を紹介する事になり日本を代表してどのアーティストを紹介するか?
プレゼンテーションで日本のカレーについて話したからカレーにしようかな〜とか前回と同様、簡単だし唐揚げにしようかな?などアイディアはあるけど、なんせ肉を使う料理だとハラール肉をどこで入手しよう?とこれが最大の悩み。近所のスーパーではハラール肉を取り扱っておらず、電車で買いに行かなければならず面倒くさい。だからお肉を使わない料理を考えるも…何かありますかね?クラスに韓国人がいるので海苔巻き被りは絶対に避けたいところ。
そして日本のアーティスト。
夫に質問すると「ミスチル」と(夫は私の大好きなミスチルが嫌い)冗談しか言わないしw ロックバンドはこの世の中にごまんといるから、いくらサウンドがカッコよかろうと日本語が分からないクラスメイトにとってはMVで惹きつけないと面白みがないので却下。
アイドル大国日本!を紹介してもいいけど、ここでも韓国人がアイドルをぶっ込んでくるに違いのでアイドル合戦も避けたいところ(笑)AKBは人数だけでいえば面白いけれどMVを見てみると、若い女の子が下着姿でわちゃわちゃしているのを「これが日本です」と紹介するのはこちらが恥ずかしい。
音楽自体も面白くないし。あいうぉんちゅー、あいにーじゅー言われてもね…
今のところ一風変わったアイドル+音楽+ニュークさでいけばダントツでBABYMETALでいこうと考えていますが、どうでしょう(笑)
アニソン?
演歌?北海道が生んだ大スター北島三郎先生、もしくは細川たかしなんかもいいけど、そうなると演歌について説明しなくては。
はー困った!
St. Patrick’s day 2019
夫は現在バンクーバーアイランドに滞在中で今夜、バンクーバーに移動をしそこからカルガリーに戻ってくる予定でしたが夫のフライトがまさかのボーイング737マックスでキャンセルに…
思いがけず大好きなバンクーバーに1泊できるとあって「早く帰りたいよ〜」と言っていた夫の声がどこか弾んで聴こえたのは気のせいでしょうか?(笑)帰ってきた翌日、すぐ仕事へ行ってしまうので今月彼はほとんど家にいません。「さみしーよー」、そんな事を言ってみたら
「しかたがないよ」とあっさり、バッサリ切り捨てられました。
その辺、割とあっさりとした人です。
さて、3月17日はSt. Patrick’s day ですね。私はアイルランドに何のゆかりもなければクリスチャンでもないので、この日に興味を持ったのはワーホリでバンクーバーにいた時の一度だけです。緑のビールとやらを飲んでみたくてね。とっても美味しくなかったしあの頃、元カレに振られて傷心気味だったな…わぁ〜もう3年前のお話!!ビックリ。ここカルガリーのアイリッシュ系パブは本日激混みで皆んな緑の帽子やコスチュームを纏いワイワイと飲んでいます。
その人たちを見ては、夫のアイルランド人のお友達が「緑の衣装を着ている人はだいたい偽物のアイリッシュ。俺は本物のアイリッシュだからあんな緑の衣装を着る必要はない」と言ったのを思い出しその言葉につられ冷ややかな目でワイワイしている人達を見ては偽物なんだ〜と思ってしまう自分がいたり…w
ただ、3月17日は別の意味で私にとってすごく思い出深い日でもあります。
それはこの人生で海外生活が始まった日。
4年前の今日海外生活初めての地、イギリスに着いたのです。
あの頃はこの先どうなるかも分からなかったのですが、あの日イギリスに来たからこそ今の生活があるのかな?と去年あたりから感慨深い気持ちになります。イギリスに着いた日に元カレに連れて行ってもらったパブで彼のお父さんが泡にクローバーが描かれたギネスを飲んでいたこと、人生で初めてタップのギネスを飲んで衝撃的に美味しかったこと、セントパトリックスデーとは何ですか?英語分かんなーい!などあの日見た光景、気持ち、まだまだ鮮明に覚えています。
もう4年前。まだ4年前。
この4年で確実に世界は広がりました。
この生活に感謝です。
猫とバンブー
なぜ…
なぜなの…??
今まで気にも止めていなかった竹の葉(通称:バンブーさん)に突然興味を表し、パクパク、ガシャーンとバンブーさんを倒す事を覚えた我が家の女王様。目を離すとすぐイタズラをするので家を空ける時や寝る前はバンブーさんをリビングから他の部屋に移してイタズラされないように守ってきたのに…
昨晩、大好きなビールが安売りしていてもれなく2箱買い(今日も買いに行く予定w)それを飲みながら夜な夜な逃げるは恥だが役に立つを一気に見て、ほろ酔いと共に最終回を見終え、感無量かつ幸せな気分でバンブーさんのことなど忘れて就寝。
そして今朝、はっ!!と思い出しリビングへ行くと…
時すでに遅し。
バンブー2号さん、ご臨終となりました…
結婚して早々に買ったバンブーさん。すくすくと新たな葉を出しながら育っていたのに。最後は食いちぎられるという…枯れるよりも悲しい結果に。
棚から落ちた瞬間に折れたのかもしれないけど。花瓶が割れなくてよかったと思うしかないですね。サボテン以外の生きた植物はもう置けませんね。ほんと悪い子だ!
自宅でヘアカット
クラスに少し変わった韓国人がいる。
例えば、皆んなで「◯◯って美味しいよね〜」と話すと「I don’t like ◯◯」と言うし、「時々マクドナルドに行くよ〜」と話せば「I don’t like メクドゥナルドゥー」とだいたいことを否定する。今日に至ってはコロンビア人のクラスメイトの夫が妻を迎えにきた際に花束を持ってきていて「そっか!今日は国際レディスデーだもんね!お花とか素敵だね〜」と言ったら「ノー!ノー!韓国にはそんな日ないわよ。来週、ホワイトデーがあるのよ!」と若干噛み合わずwそれでも迷惑な生徒に対しての思いは一致しております(笑)
他にも、私が韓国語を読めて少し意味も理解できるんだ〜とアフリカ系のクラスメイトに話していると、横から「ジャパニージュ ピーポー ラブ K-ドラマ アンドゥ K-ポップ」といんステレオタイプを吹き込むしw
やめれwww
一番驚いたのが、彼女は一時期ゆで卵を8個くらいランチに持ってきていて(韓国人は食事のシェアが好き)毎回2個くらい食べていたのを私はこの目で見たのに、ある日「I don’t like egg」と言ったもんだから、その時はさすがに「えーっ!」と突っ込まずにはいられなかった!
そんな彼女に最初は少々苦手意識があったけれど日を重ねていくうちにその性格にも慣れ優しさも垣間見える時もあるので、とあるお願いをしてみた。
彼女は元々韓国で美容師をやっており、今でも時々ボランティアやプライベートで髪を切っているとの情報を得たので「私も切って欲しい」と申し出てみました。すると「えーっ。アイム ソー ビジー。むにゃむにゃむにゃ…」と若干お断りな返事が返ってきたので「忙しいなら仕方がないね!大丈夫よ〜」と言った10分後
「じゃ、金曜日に家行くわ」ってwww
ツンデレかよ(笑)
そして金曜日、学校終わりに我が家まで来てくれバスルームで髪を切ってもらいました。やっぱり国は違えど近しいアジア人に髪を切ってもらう安心感は半端じゃない!しかもクラスメイトで毎日会っている人だからわざわざ会話を探さなくていいし、緊張もしないから楽。
さっさと切ってもらい20ドル!お気持ちを添えて30ドル払いましたが、カナダでプロに切ってもらうことを考えたら激安!
またいつかお願いしよっと。