That’s life.

カナダ、ハリファックスで起きた火事のニュース。

 

燃えた家にはシリアからの難民家族が住んでおり母親は軽傷、父親は重度のやけどをおい病院へ搬送

 

 

そして…

 

 

彼らの7人の3ヶ月から14歳までの子供たち全員がこの火事によって亡くなってしまいました。

 

 

なんとも痛ましく、悲しい出来事にカナダ中で心を痛めた人はたくさんいるかと思います。

 

 

そんな話をシリアから同じく難民で来たクラスメイトとしていると

 

「生きていくって難しい。時々誰かは死ぬし、時々誰かは人を殺す。それでも生きている人もいる。 That’s life」と遠くを見据えながら言っていて、私が想像もできない世界でこの人は生きてきたんだなと考えさせられました。そしてこの火事によって子供たちを失った両親の親戚達をカナダに呼び寄せようと政府がビザの発行手続きを開始。迅速な対応にカナダすごい!と感心していましたが、「すごく嬉しいことだけど、本当に彼らがシリアを離れたいと思っているのか分からないし来たら来たで大変だと思う」と一言。

 

そっか…そうだよね。

 

難民で来ている人は自らの申し出だし、カナダも税金を払える能力が将来的にある人を受け入れているわけで一生面倒を見る気なんてないんだもんね。誰でも彼でも好きで来られる訳でもないし来たい訳ではないのか。

 

まだまだ視野が狭いな自分。知らないことがありすぎるし想像力が乏しい。せっかくカナダにいるんだしたくさんのことを吸収しないとね。

 

火事で子供達を失った両親の傷が少しでも癒えますように。ただただそう願うばかりです。